おくすり飲めたね
こにゃやちわー
にゃんころもちべぇです
ご無沙汰しております…
さてさて、しばらく姿を隠していた間に転職しました
今までは急性期の総合病院でしたが、現在は在宅特化型の調剤薬局に勤務しております
そこで、ふと患者さんのご家族から相談されたことを1つ
龍角散の「おくすり飲めたね(いちご)」についてです
嚥下が思わしくなく、服薬ゼリーを利用してる方なのですが、
マグミットを「おくすり飲めたね(いちご)」に混ぜると青くなると…
実際に目の前でやって見せてくださったのですが…
本当に青くなる!
さて…これはどうしたものか…
酸化マグネシウムが青くなるなんて聞いたことがない…
そもそも酸化してるし…う~ん…
といった感じでしたので、ちょっと調べてみることに
おくすり飲めたね(いちご) 原材料
還元麦芽糖水あめ、エリスリトール、寒天/ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、乳酸カルシウム、香料、ムラサキイモ色素、甘味料(ステビア)、カラメル色素
色が変わるということは…色素?
と見当をつけて、ムラサキイモ色素について調べてみると…
あたり!
ムラサキイモ色素
pH3.0で鮮明な紫赤色
pH5.5で薄い紫赤色
pH8.0で紫青色
というわけで、マグミット(酸化マグネシウム)によってアルカリ性になったことによって、ムラサキイモ色素の色が変化することで青色になったと考えられる、という結論に
下剤のイメージが強い酸化マグネシウムですが、制酸剤としての効果もあることは忘れてはいけませんね
薬物相互作用だけではなく、こういったところにも化学は潜んでいる、という例でした
抗がん剤による脱毛を減らすには?
こにゃにゃちはー。
にゃんころもちべぇです。
こんな論文がありました。
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2601503
脱毛は女性を中心に気にされる方は多いです。
予防について聞かれることもしばしば。
頭部冷却は、またに聞く方法ではありますが…。
さすがに3度はつらそう。
しかも乳がんでアントラサイクリン系とタキサン系を除外ってどうなんだろう…?
すこし疑問の残るものですが…全文を読んでみましょう。
日本人は制吐剤を使い過ぎ?
こにゃにゃちはー。
にゃんころもちべぇです。、
こんな論文が出されていました。
全文を読めてないので何とも言えないけども・・・
確かに、そこまで必要かなぁ・・・と思う制吐療法をされていることがある。
・・・というか、
レジメンとして過剰な制吐療法で登録されているものがある。
悪心・嘔吐は個人差があるから、必要な患者さんもいることは事実だと思う。
けれども、論文に書かれているように不必要な制吐療法は、
医療費の問題もあるし、不必要な副作用を患者さんに与えてしまう。
5-HT3受容体拮抗薬とか便秘するし、
NK1受容体拮抗薬も、なんだか吃逆出たりする気がするし。
制吐剤の追加を提案することはあるけど、
減らす提案もしていく必要がありそう。
外来がん治療認定薬剤師試験
こにゃにゃちわー
にゃんころもちべぇです
8月に申請を出していた
外来がん治療認定薬剤師の書類審査結果が来ました
なんとか書類通ったみたいです!
いや、たかが10症例でもなかなかつらかったのです…
約1ヶ月後に筆記試験です
勉強しなくては